(今回は、被災地の町民が主体となって復興のための事業アイデアを語り合う会議があると聞いて、大槌ひと育て×まち育て大学「第三回フューチャーセッション」を訪ねてみました。平成25年4月8日公開。)

 

■被災地・大槌で夢を語り合う。

 

夢会議「フューチャーセッション」は、一般社団法人「おらが大槌夢広場」(岩手県大槌町)が主宰する町民が夢を語り合いそして現実化をめざす復興会議。

平成25年2月4日(月)17時30分から大槌町中央公民館にて、高校生を始めとする大槌町民、首都圏からもかけつけた専門家など30名ほどが輪になりワークショップをしながら楽しく語り合いながら夢=事業アイデアを語っていく。

今回が3回目で、今回は、前回までに練り上げて来た町づくりの5つの事業アイデアをさらに具体的な形へ。

 

■大槌復興への思いが詰まった6つの夢

 

まず、最初に、大槌復興のために描かれた5つの事業アイデアを提起者と参加者が輪になって語り合いお互いに共有。

各事業アイデア提起者が輪の中心に、それを囲むように残りの参加者が輪になり、ざっくばらんに事業アイデアを討論していく。

今回は、インターネットで支援金を募るクラウドファンディング「READYFOR? 」(レディーフォー) プロダクトマネージャー米良はるかさんがゲスト。

ファンダーならではの的確なアドバイスが行われ、事業アイデアがより具体的な形となっていく。

途中、一件飛び込みで事業アイデアの提案があるなど、活発に意見交換が行われた。

討論を行った事業アイデア以下6つ。

・理想の公園(津波により失われた子供たちの遊び場確保)
・花を活用したコミュニケーション(花の町・大槌の復活)
・大槌地域別テーマパーク(住民の対話の場作り)
・浜菊部リザーブ度フラワー(雇用の確保)
・住民同士の相互支援の仕組みづくり(継続的ボランティア環境構築)
・潤(大槌町内各地で湧き出る湧水を使った商品開発)

 

■模造紙にあふれる復興にかける思い

 

次は事業アイディアをより具体的なものに。

参加者は各々気に入った事業アイディアに別れ、事業開始一年目に行う具体的なプロジェクトを上げていく。

参加者が積極的にアイデアを出し合い模造紙にマジックでまとめあげていく。

模造紙にあふれんばかりに出るアイディアの数に復興にかける熱い思いが伝わってくる。

 

■夢が盛り沢山

 

最後は、参加者が投資家となり、壁に貼り出された各事業アイデアを評価し、紙で作ったお金1万円分を貼り付け、また、気づいた点なども付箋で貼っていく。

どの事業アイデアも夢が盛り沢山で見ているだけでワクワクしてくる。

ぜひ、実現させてほしい。

 

■主催者情報

【団体名】
一般社団法人「おらが大槌夢広場」

 【住所】
〒028-1115岩手県上閉伊郡大槌町上町6-3

【電話&ファックス】
 0193-55-5120

【公式ホームページ】
おらが大槌夢広場

【交通アクセス】
東北新幹線→[新花巻駅]→JR釜石線(約1時間30分)→[釜石駅]→岩手県交通 大槌(赤浜)・道の駅やまだ方面行(約24分)→[城内]→徒歩(約1分)
・宮古駅から車(レンタカータクシー)で約58分

【地図】


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※編集後記:わたしも実際に「フューチャーセッション」に参加しました。女性グループに入り、色々とアイデアを出し合いましたが、女性陣のテンションの高さに圧倒されました。女性陣は、どんどん息をつく間もなくアイデアを出し、テンションも段々と上がっていきました。特にテンションが高いお二方がいらっしゃったのですが、なんと、お二方とも岩手県外、千葉県と大阪府ご出身の方で、まるで地元の方以上に大槌に精通し、大槌が本当に大好きなお二方でした。こんなにも熱心な方々が支援者となっている大槌町。今日語った夢が一つずつ現実となり、さらに、復興の足取りが加速されることを願っております。