(今回は、平成25年3月22日より運行を始めた夜行高速バス「岩手きずな号」(東京⇔久慈)の出発式とお出迎え式の模様をお届けいたします。取材協力:岩手県北バス乗合事業部。)

 

■岩手県北部では初の夜行高速バス路線開通

平成25年3月22日(金)より、北限の海女の街として知られる岩手県久慈市と首都・東京とを結ぶ、深夜高速バス「岩手きずな号」が運行を開始。

岩手県久慈市を始めとする岩手県北部では、初めての夜行高速バスの運行となり、市民待望の路線が開通した。

時を同じくして、久慈市は、本年四月よりNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台ともなるため、「岩手きずな号」を利用してのさらなる観光客の増加が期待されている。

 

■東京駅・六本木ヒルズ、東京ドームホテルなど主要名所とNHK「あまちゃん」の舞台・久慈市を結ぶ「岩手きずな号」

「岩手きずな号」は、岩手県北部で路線バスを運行する「岩手県北バス」(岩手県盛岡市)と富士急行㈱100%子会社である「フジエクスプレス」(東京都港区)の共同運行。

運行区間は、東京の芝浦車庫から、田町駅入口、東京駅八重洲口、六本木ヒルズ、東京ドームホテルに停まり、一路東北自動車道を北上し、岩手県に入り、盛岡駅西口、厨川駅(岩手県北バス盛岡営業所)、八幡平(おらほの温泉)、二戸駅西口、九戸、久慈駅前を通り、久慈営業所(岩手県北バス)まで、1日1往復の運行。

なお、当路線は、高速ツアーバスではなく、れっきとした高速乗合バス(夜行便)。

所用時間は、芝浦車庫から久慈営業所までが11時間、久慈営業所から芝浦車庫までが11時間45分となっている。

 

■夜行高速バスの新提案!「幅運賃制」を採用し、「パークアンドバスライド」を実施。車体に久慈の名産・名所を描いた壮大なラッピングも。

「岩手きずな号」の料金は、平成24年7月より開始された新高速バス運賃制度「幅運賃制」を採用し、繁忙期閑散期で運賃が異なり、芝浦車庫から久慈営業所までが6,000円から8,500円となっており、乗車の際は、予約が必要で、電話の他にもオンラインでの予約も受け付けている。

全席禁煙のバス車内は、4列シートとなっており、トイレを完備し、身体を覆うブランケットや足元をリラックスさせるスリッパも付いている。

また、岩手県北バス盛岡営業所(厨川駅)、同久慈営業所では乗客用無料駐車場を用いた「パーク&バスライド」(要手続)を実施し、サービス向上を図っている。

さらに、岩手県北バス所有の一両は、久慈市提供による壮大なラッピングが施され、車体側面に、北限の海女・琥珀・小袖海岸が描かれ、後部では久慈市の北限の海女のキャラクターあまりんが「岩手・久慈に来てね」と呼びかけている。

 

■久慈市民が見送る中、「久慈ラッピング」の初便が無事に出発

「岩手きずな号」の新規路線開通に伴い、久慈市では、初便の出発と到着に併せ、22日夜に出発式を、翌23日朝にお出迎え式が行われた。

22日初便20時出発の前に始発地となる岩手県北バス久慈営業所で行われた「出発式」では、関係者の挨拶、テープカット、命名者への記念品授与式がおこなれた。

営業所内は、関係者、乗客だけでなく、一般市民も集り、待望の高さが伺われた。

関係者の挨拶では、地元久慈市長、運行する岩手県北バスの社長から、「岩手きずな号」に対する期待が寄せられた。

そして、無事、定刻に「岩手きずな号」は東京へ向けて出発し、岩手県北部で初となる夜行高速バスである「岩手きずな号」の出発を参加者一堂祝った。

 

■東京からの乗客を乗せた初便が無事に久慈市に到着。

 

また、翌23日は、久慈駅前で初便到着の9時50分より久慈にいらっしゃった乗客を祝うお出迎え式が開催され、降車地となった「もぐらんぴあまちなか水族館」前で、関係者や市民併せて50名ほどが、到着を祝った。

乗客からは、「久慈市民の温かい歓迎ぶりにいかに待望していたかを実感」、「被災地岩手県の北部も盛り上げて欲しい」、「初乗車は記念になった」、「直行便で便利になった」との声が聞かれた。

「岩手きずな号」の運行開始により、久慈市への観光・ビジネス客のさらなる増加に期待したい。

 

 

■「岩手きずな号」のご予約・お問い合わせ

【予約受付番号】
電話:019-641-2424 (10:00~17:00)

【オンライン予約】
発車オ~ライネット

【お問い合わせ】
岩手県北バス盛岡営業所 電話:019-641-2220
岩手県北バス久慈営業所 電話:0194-53-5200
「岩手きずな号」 ご案内チラシ(PDFファイル)

 

※編集後記:「岩手きずな号」の運行開始、NHK「あまちゃん」の放送開始により、今年は、久慈市にとって特別な一年になりそうです。私も久慈市を何度も訪れていますが、久慈市は、ウニ・ホヤなどの海の幸やキノコ類などの山の幸が豊富で食べ物が美味しいですし、北三陸の風光明媚な海岸美も素敵ですし、何と言っても人情味溢れる市民の方々にホッとさせられます。本ホームページでも久慈市の情報をどんどん発信していきまので、ぜひ、「岩手きずな号」で久慈市に行ってみましょう~。